ニューカレドニア観光局、新局長にラロンド氏 　

副局長から昇格、組織改革も行い体制強化
　
　ニューカレドニア観光局は4月10日、ジャン＝マルク・モスラン局長の後任にジュリー・ラロンド氏を任命したと発表した。ラロンド氏は副局長としてマーケティング強化などに尽力。その功績が評価されて昇格することとなった。また、今回の人事異動にあわせて、管理・財務部門、通信部門、南部州の観光プロモーション部門について組織改編を実施した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大でニューカレドニアの観光業も重大な影響を受けている。同観光局は新体制のもと観光業の復活を最優先事項として取り組みを進めていく。
　ラロンド氏は2010年以降、ニューカレドニア観光局の副局長として、海外支局のアウトソーシングか、プロモーションツールのデジタル化、マーケティング戦略の強化などを進めてきた。ジャン＝マルク・モスラン前局長は「ラロンド氏の10年におよぶ取り組みと実績が今回の任命の決め手となった。今後のさらなるリーダーシップに期待している」とコメントした。
　

※ニューカレドニア観光局の局長に就任したジュリー・ラロンド氏