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2020.04.15

ウイングトラベル

JOTC、ミレニアル世代テーマに初のオンラインセミナー

新型コロナ終息後の需要回復握る世代に着目
 
 JATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)は4月14日、初めての試みとなるオンラインセミナーを実施した。今回のセミナーは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で旅行業界が大きな影響を受ける中、事態収束後の反転攻勢に向け、最も早く海外旅行需要が動き出すことが見込まれているミレニアル世代(現在24歳〜39歳)にターゲットを据えた内容とし、航空会社や各国政府観光局の関係者など100人が参加した。
 当日は、ミレニアル世代の女性をメーンターゲットに海外旅行促進に向けた事業を展開するバリーズの野々村菜美CEOを講師に迎え、ミレニアル世代の女性の特徴や実態、求める旅行スタイルについて説明した。さらに新型コロナウイルスに関して、バリーズの公式インスタグラムのフォロワーに対して行ったアンケート結果を基に、新型コロナウイルスへの影響や事態収束後の旅行動向の見通しなどについて紹介した。

 

 ミレニアル世代、明確な目的実現の旅先を希望
 SNSの反響意識、効率的で少人数の旅行求める
 終息後の旅行意欲高く、前向きな情報求める
 海外旅行再開はWHOの終息宣言が条件に
■JATA、WEBセミナー運営プラットフォーム構築へ

※写真=オンラインセミナーの画面

 

※写真=ミレニアル世代の旅行意向などについて説明したバリーズの野々村菜美CEO