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2020.04.16

ウイングトラベル

アコー、従業員やパートナー支援へ基金設立

2019年の配当金撤回、25%を基金の原資に

 仏大手ホテルチェーンのアコーは、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、「ALL Heartist Fund(オール
ハーティスト基金)」を立ち上げ、従業員や事業パートナーの支援に乗り出す。Heartitとは、アコーグループで働く従業員のことで、同基金では、アコーグループの従業員30万人で社会保障や医療保険に加入していない人のための医療費や、経済的に困窮している一時帰休中の従業員、経済的困難に直面しているパートナーなどを支援する。これに先立ち同社では去る4月2日の取締役会で、2019年の2億8000万ユーロ(約330億円)の配当金を撤回することを決議。そのうち25%に当たる7000万ユーロ(約82億円)を「オールハーティスト基金」の原資に充てることを決定した。

 

※写真=アコーは「オール ハーティスト基金」を立ち上げた