ウイングトラベル
旅工房、3月期の連結業績予想を下方修正
売上高は予想比70億円減、利益は「未定」
旅工房は、2020年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。昨年5月13日に公表した前回予想を修正し、売上高を前回予想比17.5%減(70億円減)の330億円に修正したほか、営業利益は「未定」、経常利益は「未定」、当期純利益は「未定」にそれぞれ修正した。なお、前回予想では、営業利益3億5100万円、経常利益3億4200万円、当期純利益2億1600万円を見込んでいたが、いずれも「未定」としている。
修正理由として同社では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、去る3月25日付で外務省が全世界を対象に危険情報のレベル2を発出したことで、日本からの海外旅行がほぼ不可能な状況となったことを挙げた。同社でも2月より上海、香港、マカオを目的地とするツアーを中止したのをはじめ、3月上旬より韓国、インド、イタリア、3月16日よりグアム、シンガポール、オーストラリア、ドイツやフランス等のシェンゲン協定諸国等、3月24日よりハワイを含む米国全土、カンボジア、ロシア等を目的地に含むツアーを中止した。