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JAL、国内の航空貨物輸送で初のペーパーレス実現
貨物管理情報をサイトへ集約、AWB記入不要に
日本航空(JAL)は、4月から国内航空貨物輸送として初のペーパーレス化を実現した。それまで国内の航空貨物は、紙の輸送状(AWB)によって貨物情報や受取りなどの確認を行っていたが、それら貨物の情報をインターネット上に集約することで、AWBの取扱を不要とした。
このペーパーレス化は、ルクセンブルグに本社を置く「CHAMP Cargosystems」(CHANP)とともに共同開発した専用のポータルサイトおよびモバイルアプリを利用することで実現。4月1日から運用を開始した。このポータルサイトでは、貨物の情報や受取確認だけでなく、予約確認、情報登録、清算といった貨物取扱のプロセスを集約した。ペーパーレス化だけでなく、貨物情報の照会・更新や入力手続きなど、業務効率化の促進に貢献することとなった。
※図=4月から運用を開始したポータルサイトとモバイルサイトのイメージ(提供:JAL)