ドイツ観光局、SNSで疑似観光体験 　

本格的な活動再開は7月以降に

　ドイツ観光局は新型コロナウイルスの影響で世界各国で移動制限や移動禁止措置が実施されている中で、SNS上でドイツの観光に対する共感や関心を喚起するキャンペーンを展開している。ドイツ各地の観光の魅力をバーチャルで体験できる内容としている。
　今回のキャンペーンは「#DiscoverGermanyFromHome」の名称で展開。家にいながらにしてドイツの観光を体感できるようにした。キャンペーンにはドイツ連邦16州の観光局が参加。各地の魅力を積極的に発信している。
　日本では、ツイッター（@GermanyTravelJP）とLINEのタイムラインにてキャンペーンを実施している。4月10日にはドレスデンにある世界一美しい牛乳屋といわれる「Pfund’s Molkerei」の3Dバーチャルへの誘導ツイートを発信したところ7000件を超えるシェアを獲得したという。同観光局の日本支局は「外出自粛の続く日本でもツイッターコミュニティがキャンペーンにポジティブに反応している」とコメントしている。