★世界コロナ感染者240万人超えるも減速傾向

　インドと日本、韓国を上回る、アフリカも拡大

　ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター（JHU-CSSE）の集計によると、4月20集計の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界185カ国・地域で240万1300人となった。18日の感染者は7万7600人台で、4月12日の9万9100人をピークに1日の感染者数は減少傾向にある。死亡者数は16万5000人、治癒者数は62万3900人。致死率は6.9％、治癒率は26.0％。
　国・地域別の感染者数は米国が75万9000人、うちニューヨーク州は24万7800人、中でもニューヨーク市は13万8700人と増え続けている。
　欧州では、スペインが19万8600人、イタリアが17万8900人、フランスが15万4000人、ドイツが14万5100人と1日の感染者数は減速している。
　一方で、アジアはインドが1万7600人、日本が1万700人とクルーズ船を除いても、感染者数で韓国の1万600人を上回った。パキスタン8300人、シンガポール、インドネシア各6500人、フィリピン6200人と続く。タイは2700人と2000人台の維持し続け、封じ込め対策が功を奏している。

※JHU-CSSEによる新型コロナウイルス感染状況マップ