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2020.04.20

WING

★ノースロップ、人工衛星延命で通信衛星を運用復帰

 インテルサット901と補給衛星ドッキング、新軌道配置

 

 ノースロップ・グラマンは米国東部時間の4月17日、運用寿命を超えたインテルサットの通信衛星「インテルサット901」が、4月2日より運用状態に復帰したと発表した。
 これはノースロップ子会社のスペースロジスティクスの人工衛星延命事業によって実現した。この延命事業で同グループは、補給衛星「MEV-1」を利用することで「インテルサット901」に5年間の延命サービスを提供する。また最終的には、衛星を廃止軌道に戻す契約を結んだ。
 「インテルサット901」は今年2月25日に、「MEV-1」とランデブーの上でドッキング。「MEV-1」が「インテルサット901」の推進系を代替するかたちで、新たな軌道スロット「332.5度E」へ配置することとなった。そのためインテルサットは復帰した4月2日から、約30もの政府や民間の顧客を「インテルサット901」へ移し、完全なサービスを提供している。