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★AI搭載のIR熱画像カメラ、瞬時に異常体温検知
IHIが体温スクリーニング発売、社会活動継続に貢献
IHI子会社のIHI検査計測(IIC)は4月20日から、AIの顔認識機能を活用したスクリーニングシステム「FeverCheck」の発売を開始した。対象者の体表面温度を非接触で瞬時に検知し、異常体温者を自動通知する。同システムによって、新型コロナウイルスなどの感染症流行下でも、空港をはじめとした商業施設やイベント会場など大勢が出入場する場所で、対象者に負担をかけずに効率的なスクリーニングを実施できる。社会活動の継続と感染症流行抑制に期待できるとした。
同システムの主な特徴は、AIを搭載し、赤外線(IR)および光学認識の双眼カメラ、ディスプレイ一体型のPC、キャリブレータなどで構成する。それらの構成機器をキャリーバック1つに収納することができる上、約20分程度で設営可能となっている。
※写真=「FeverCheck」の活用イメージ(提供:IHI)