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ルフトハンザ、A340-600を全機運航停止に
スペインのテルエルに駐機、最大1年半は定期便投入せず
ルフトハンザドイツ航空は4月16日(現地時間)、今後数週間以内に、全てのA340-600を一時的に運航停止にすることを決めた。すでに3機のA340-600がスペイン北部のテルエル空港へと飛行し、同空港に駐機することになる。
ルフトハンザグループでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空需要の減退により、大打撃を被っている。とくに感染爆発を起こした欧州では、航空会社が実に90%ものフライトを運休せざるを得ない状況に陥るなど、苦しい。そうしたなかルフトハンザドイツ航空では、フリート再編を加速するなど、コストの変革に乗り出しており、その一環としてA340-600の運航停止に乗り出したかたちだ。
ルフトハンザによれば、保有する17機のA340-600は、全てテルエル空港へとフェリーし、・・・・。
※写真=長距離線で活用してきたA340-600を運航停止に。スペインのテルエル空港に駐機する(提供:ルフトハンザ)