ウイングトラベル
ラグビーW杯へ英国からの訪日機運盛り上げ
JNTOロンドン事務所、15自治体・DMO参加
日本政府観光局(JNTO)ロンドン事務所は、2019年のラグビーワールドカップ大会を契機とした訪日旅行の機運を一層盛り上げようと、英国の旅行会社やメディアなど約150名が参加するセミナーと交流会を6月12日に開催した。開催にあたっては在英国日本大使館と連携し、さらに日本から15自治体・DMOの参加を得て、日本ならびに開催都市周辺の魅力を紹介した。
日本からは、札幌、東京、横浜、静岡、神戸、豊田、大分、熊本(県・市)、関西、九州、松本、和歌山、日光、沖縄から自治体やDMOが参加した。JNTO関連のイベントで、15自治体・DMOが一堂に会するのは初めて。ラグビーワールドカップを契機とした訪日プロモーションや欧米市場への関心の高さが伺われた。
冒頭、鶴岡公二駐英国特命全権大使が主催者挨拶でラグビーワールドカップ開催都市の魅力を紹介した後、奈良裕信JNTOロンドン事務所長が挨拶に立ち、「昨年、英国からの訪日旅行者数は31万人と過去最高を達成した。2019年のラグビーワールドカップの開催により、世界中のラグビーファンの日本訪問を促進するものと確信している」と大きな期待感を示した。当日は、日本でもプレー経験のある有名な元ラグビー選手のシェーン・ウィリアムス氏が日本の魅力を紹介し、2019年に向けた訪日旅行の機運を盛り上げた。
※写真=上段左から鶴岡大使、奈良JNTOロンドン事務所長。下段左からシェーン・ウィリアムス氏、交流会の様子