ウイングトラベル
★ICAO、国際線旅客数が1-9月で最大12億人減
最大2530億ドル収益減、供給量も最大3分の2減少
国際民間航空機関(ICAO)は4月21日(モントリオール現地時間)、今年1月から9月までの国際線総旅客数が、平時に比べると最大で12億人減少する可能性があることを発表した。
新型コロナウイルスの影響で航空需要の減退に見舞われ、さらに各国政府による厳しい出入国規制が敷かれるなか、航空会社各社が運休・減便せざるを得ない状況にある。ICAOは今年第3四半期累計(2020年1-9月)において、航空会社の座席供給量が最大で3分の2減少することを示唆。供給量の大幅な減少に伴い、航空会社の収益が1600億ドルから2530億ドル減少(17兆2200億円〜27兆2200億円)する可能性を指摘した。