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2020.04.27

ウイングトラベル

★世界コロナ感染者297万人、米国96万人

 中南米が急増、各国が過去最多の感染者数

 ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSE)の集計によると、4月27日午前9時半現在の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界185カ国・地域で290万705人となり、300万人に近づいた。ただ、感染者数は24日に10万1800人、25日に8万7200人と増えてきた。死亡者数は20万6495人と20万人を超えた。回復者数は86万5549人。
 国・地域別の感染者数でとくに注目されるのが中南米で、25日の集計を見ると、ブラジルが5300人増の6万2859人、ペルーが3700人増の2万7517人、エクアドルが1万1500人増の2万2719人、メキシコが2200人増の1万4677人、チリが552人増の1万3331人と、いずれも過去最多の感染者数を記録した。中でも、エクアドルは1日で1万人以上の感染者を出しており、今後の中南米の感染拡大が懸念される。
 米国は感染者数が96万5426人と100万人に迫り、25日も3万2800人増加した。ニューヨーク州は28万8045人で、うちニューヨーク市は15万8258人と増加を続けている。カリフォルニア州は4万3903人で1日2000人台で増え続け、ロサンゼルス市は1万9567人と全米で6番目まで増加している。

 

※JHU-CSSEによる新型コロナウイルス感染状況マップ

 

※JHU-CSSEによるブラジルの1日の感染者数の推移