ウイングトラベル
★新型コロナウイルス関連倒産、遂に100件突破
東京商工リサーチ、日毎に増加、宿泊業21件
東京商工リサーチ(TSR)によると、4月27日までに「新型コロナ」関連の経営破綻が全国で100件に達した。内訳は倒産70件、弁護士一任・準備中30件で、2月25日の最初の発生から2カ月余りで100件を超えた。
新型コロナ関連の経営破たんは2月2件、3月23件だったが、4月は第1週の3日までで11件、第2週の10日までで15件、第3週の17日まで15件、第4週の24日までは27件と週を追うごとに経営破綻企業が増えている。
業種別では、インバウンド消失と外出自粛の浸透で影響を受けた宿泊業が21件(倒産16件、準備中5件)で突出している。とくに27日は判明した7件のうち4件がホテル・旅館だった。
次いで、外出自粛で来店客の売上が落ち込んだ飲食業が15件(倒産11件、準備中4件)、アパレル関連が10件(倒産4件、準備中6件)の順。
このほか、イベント自粛や休校の煽りで学校給食用食材を扱っていた食品製造業が9件、結婚式場やパチンコホールなどの生活関連サービス、娯楽業も8件発生し、地域、規模、業種を問わず様々な業種に広がってきた。
※4月27日現在の都道府県別倒産状況