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2020.05.01

ウイングトラベル

★エミレーツ、払戻し能力4倍、8月上旬に完済

 空港・機内で顧客と社員の安全・衛生を強化

 エミレーツ航空は新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた旅行者と旅行会社、ビジネスパートナーへの支援策の一環として払い戻しの処理能力を強化する。現在約50万件の払い戻しが保留されている中、同社は払い戻しの処理を加速するため、システムを再構築した。
 新型コロナ感染拡大前の1カ月平均3万5000件の払い戻しリクエストを処理していたが、現在は4倍以上の15万件の処理に対応できるようにした。これにより、現在保留されている払い戻しを8月上旬までに完了することをめざすとしている。
 同社は、利用客に対してオプションを提供。未使用航空券の有効期間を最長24カ月間に延長し、路線が回復次第、電話で再予約を受け付けるとともに、適用条件を延長し、6月30日までに予約した11月30日までの航空券にも適用する。
 また、航空券と同額のトラベルバウチャーと交換する。同社の全ての商品、サービスの支払いができるバウチャーで、手数料はなく、将来の旅行やサービス利用時の支払いなどに利用できる。

 

※写真=払い戻しの処理能力強化と空港・機内の安全・衛生を徹底化するエミレーツ航空