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アリアンスペース、ギアナ宇宙センターを5月11日に再開
アリアンスペースは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために稼動を停止していたギアナ宇宙センターを、来る5月11日に再稼働することを発表した。去る3月16日に稼動を停止したギアナ宇宙センターが、ようやく再開する目処が立ってきたかたちだ。
6月中旬には、50機の小型衛星を搭載したヴェガロケットを、最初のライドシェアサービスとして打ち上げる計画にあるほか、7月末には日本の放送衛星システム社(B-SAT)の衛星およびインテルサット社の通信衛星を、アリアン5で同時に打ち上げる計画だ。
稼動再開作業は、フランス領ギアナ県知事のほか、フランス国立宇宙研究センター、ギアナ宇宙センターの3者が定めた新型コロナ感染対策を厳守するかたちで行う。