ヴァージン・ギャラクティック、NASAと極超音速機で提携

米国における二地点間の極超音速輸送機開発加速へ

　ヴァージン・ギャラクティックは5月6日（現地時間）、米航空宇宙局（NASA）との間で、「Space Act Agreement」を締結したことを発表した。ヴァージン・ギャラクティックによれば、今回の合意は利用者の体験および環境に重点を起きつつ、民間における潜在的な二地点間の極超音速輸送ニーズに対応するために、NASA、ヴァージン・ギャラクティックらが協力して米国における取り組みを加速するものだとしている。
　ヴァージン・ギャラクティックはNASAとの提携により、技術開発を推進し、産業が変化する環境に適応できるようにする重要な機会があるとコメント。この協力が、持続可能性に焦点を当てた経済的および技術的基盤を使用した国家戦略の策定に情報を提供することを目的としているなどとの見方を示した。
　同社のジョージ・ウェストサイト最高経営責任者（CEO）は、・・・

※写真＝ヴァージン・ギャラクティックとNASAが極超音速機について合意（提供：ヴァージン・ギャラクティック）