エアバス、A330neoが路線実証試験ツアー開始

型式証明取得へ最終段階、5大陸15空港に飛来

　エアバスは6月18日(トゥールーズ時間)、A330neoが、航空会社による実際の商業運航に向けた機体の実用性を実証する飛行試験ツアーを開始したことを発表した。なお、今回の路線実証に投入する機体は、ローンチオペレーターであるTAPポルトガル航空のA330-900で実施。同機は「Airspace by Airbus」を装備している。なお、この機体は今年5月15日に初飛行を実施した。
　型式証明取得の最終段階である実用飛行試験(function & reliability tests)は、いわゆる路線実証飛行試験として知られている。ETOPS運航、代替空港への着陸、空港でのハンドリングサービ スのテストなどを実施する。

※写真＝A330neoが路線実証飛行を開始（提供：エアバス）