★コロナ関連の経営破綻、全国で120件に増加
TSR調べ、宿泊業が29件で最多に
東京商工リサーチ(TSR)がまとめた5月7日17時時点の新型コロナウイルス関連の経営破綻は、全国で120件に達した。このうち、倒産は86件、弁護士一任や準備中は34件。コロナ関連破綻は、2月2件、3月23件、4月84件と急増しており、5月も1日に5件、7日に6件と増勢している。
業種別では、宿泊業が最多の29件(倒産18件、準備中11件)。インバウンド消失や外出自粛により、深刻な宿泊キャンセルが続いている。次いで飲食店が16件(同12件、同4件)で、外出自粛の広がりで来店客数と売り上げが減少した。アパレル関連も11件(同5件、同6件)と上位に入り、インバウンド需要依存と個人消費関連の業種の経営破綻が目立っている。