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2020.05.08

WING

ヴァージン・アトランティック、3150名削減

747運航停止やガトウィックからヒースローに集約なども

 ヴァージン・アトランティック航空は5月5日(現地時間)、新型コロナ危機による収益悪化とポスト・コロナ時代に向けた対応を強化するとして、3150名人員削減やフリート再編などに踏み切ることを発表した。同社は新型コロナ危機以前の水準にまで回復するまでには、最大3年を要すると予想。会社の規模を再編して、ポスト・コロナ時代への備えを強化する。
 ヴァージン・アトランティック航空は「危機から脱するためには、残念なことに人員削減が必要であり、全部門を対象とした3150人の削減を発表した」とし、およそ45日間に渡る協議を開始したことを明かした。
 同社のハブとなる拠点空港については、ロンドン・ガトウィックからロンドン・ヒースローへ集約。ヒースローおよびマンチェスターを拠点空港として、双発の広胴機のみを運航する。ガトウィックについては、スロットを維持して、顧客の要望に応じて戻ることができるようにするともしている。・・・

 

※写真=ヴァージン・アトランティック航空が人員削減。拠点をヒースローに集約するほか、フリート再編も加速