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羽田2月の国際線旅客は前年比26.4%減
国内線も8.5%減、新型コロナ影響
日本空港ビルデングが発表した2月の羽田空港旅客ターミナル利用実績によると、国際線旅客数が前年同月比26.4%減少した104万1917人にまで落ち込んだことが明らかになった。一方、国内線旅客数についても、8.5%減少した465万5600人となった。
国際線旅客数が前年割れとなったのは、昨年10月以来のこと。昨年10月は対前年比0.3%減少と小幅な落ち込みだったものの、今年2月実績は新型コロナの影響を如実に受ける結果となった。
2月の国際線旅客数のうち、日本人旅客数は16.1%減少した59万9547人と大きく減少。ただ、外国人旅客数に至っては40.7%減少した39万4280人にまで急落した。
なお、通過客は32%増加した4万2862人、協定該当者(日本におけるア米国および国際連合の軍隊の地位に関する協定により、軍人、軍属、家族が軍用機以外で入出国した人)は8.3%増加した5228人だった。
※写真=羽田空港の2月実績がまとまった。新型コロナの影響が大きく出始めている。写真は3月末に供用を開始した第2ターミナルの国際線