WING
NEDO、政府調達想定ドローンの開発体制決定
自律制御システム研究所やヤマハ発動機など5社
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は公募していた「安全安心なドローン基盤技術開発」事業の実施予定先企業を採択した。採択されたのは、自律制御システム研究所、ヤマハ発動機、NTTドコモ、ザクティ、そして先端力学シミュレーション研究所の計5社。
NEDOは同事業を通じて、日本政府から調達を想定した高い飛行性能・操縦性、セキュリティを実現するドローンの機体設計・開発およびフライトコントローラー基盤設計・開発を行う方針だ。性能検証のために関係省庁とも連携し、試作機を用いてエラー情報などのフィードバックを踏まえて性能をブラッシュアップしていく、アジャイル開発を行っていくとしている。
また、助成事業として研究・開発される標準仕様に合致する機体、主要部品の量産・供給・保守の体制構築及び継続的な性能・機能をブラッシュアップする体制の構築を支援することを決めた。