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2020.05.08

WING

米太平洋空軍、B-1B戦略爆撃機をグアムに展開

パンデミック下でも戦略抑止任務継続を強調

 米太平洋空軍は5月6日(米国現地時間)、グアム・アンダーセン空軍基地に展開しているB-1B「ランサー」戦略爆撃機の訓練の様子を発表した。B-1Bの展開はインド太平洋地域における国際秩序強化のための戦略的抑止任務によるもので、第7爆撃航空団第9遠征爆撃飛行隊のB-1B 4機と約200名の要員は、テキサス州・ダイス空軍基地から5月1日にグアムに到着し、以後は東シナ海上空などで訓練を実施しているところ。
 第7爆撃航空団司令のエド・スミンギル大佐は、「司令官が4機のB-1Bがインド太平洋地域にあることを望めば、我々はたとえパンデミックの最中であっても‘そこ’にいると答える」と語っており、新型コロナウイルスによるパンデミックという状況下であっても、隊員の感染リスクを最小限にして任務を継続することが可能なことを強調した。また、5月1日のグアム到着以来既に3回の飛行訓練を行っているという、第9遠征爆撃飛行隊長のリャン・ストールスワース中佐は、・・・

 

※写真=米太平洋空軍はインド太平洋地域における国際秩序強化のため、B-1B戦略爆撃機を展開した(提供:米太平洋空軍)

※写真=パンデミック状況下であっても、感染リスクを最小限にして戦略的抑止任務を継続する(提供:米太平洋空軍)