★KNT-CT、19年度取扱額7.6％減、4587億円

　終盤に急減、国内は10.0％減、海外も6.7％減
　
　KNT-CTホールディングスグループ14社の2019年度（19年4月〜20年3月）の旅行総取扱額は前年同期比7.6％減の4587億100万円となった。海外旅行は6.7％減の1537億2500万円、国内旅行は10.0％減の2665億2600万円と2ケタ減となった。外国人旅行は4.2％増の242億3100万円となった。海外旅行を中心に昨年内は堅調に推移していたものの、新型コロナウイルスの影響で今年2月以降の実績が急激に落ち込んだことが響いた。
　

　3月の取扱額は68.6％減の134.5億円に
　海外旅行73.5％減、国内旅行77.7％減
　
　3月単月の取扱額は前年同月比68.6％減の134億5900万円となった。海外旅行が73.5％減の39億9400万円、国内旅行が77.7％減の49億600万円、外国人旅行が80.7％減の6億4500万円となった。
　海外旅行は団体旅行が66.4％減の12億1000万円となった。国際的な新型コロナウイルス感染者拡大による旅行の中止や延期の影響で一般団体は62.4％減、学生団体も69.1％減となった。海外企画旅行については72.8％減の20億6200万円となった。