海自近海練習航海、横須賀寄港を取り止め

寄港地を呉に変更し、洋上訓練を実施へ

　海上幕僚監部は5月11日、3月14日から5月22日までの期間で実施している「令和2（2020）年近海練習航海」について、横須賀への寄港を取り止め、呉に変更して練習航海を継続すると発表した。
　海幕広報室はこの変更理由について、「国内における新型コロナウイルス感染症の情勢を鑑みての判断」と話し、残りの期間は呉を寄港地として、洋上訓練を行うと述べている。

〈2020年近海練習航海概要〉
▼参加艦艇＝
・3/14～4/20：「あさひ」、「いせ」、「うらが」
・4/20～5/22：「かしま」、「しまゆき」
▼人員：第70期一般幹部候補生課程修了者約155名（女性10名、タイとシンガポールからの留学生各1名）を含む約1100名
▼行動予定
・3/14：江田島発
・3/14～16：柱島沖
・3/17：神戸
・3/19～21：呉
・3/26～29：沖縄
・4/2～4：佐世保
・4/7～10：大湊
・4/13～15：舞鶴
・4/17～27、5/1～7、5/15～22：呉

※写真＝呉沖を進む「しまゆき」（写真は2019年12月撮影）