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防衛省・自衛隊、相次ぐ山林火災で空中消火
陸自部隊を災害派遣、UH-1・CH-47が活動
防衛省・自衛隊は、このところ続く山林火災に対して空中消火などを実施する災害派遣を行っている。4月30日には、山形県南陽市で発生した山林火災で空中消火を実施。5月7日には兵庫県朝来市の山林火災で、9日には北海道川上郡で、それぞれ発生した山林火災で空中消火を実施した。
4月30日の災害派遣では、陸上自衛隊第6師団長が山形県知事からの災害派遣要請を受けて、第6飛行隊のUH-1および東北方面航空隊のUH-1映像伝送機が延焼に関する情報収集を行った。翌5月1日には東北方面航空隊の2機のUH-1が情報収集を行い、第1ヘリコプター団の2機のCH-47が空中消火を行った。
5月7日に兵庫県朝来市で発生した山林火災では、翌8日に陸自第3師団長へ兵庫県知事から災害派遣要請があった。9日に第3師団第3飛行隊のUH-1が2機と、中部方面ヘリコプター隊第3飛行隊のCH-47が消火活動を実施した。・・・
※写真1=CH-47が空中消火活動を実施。写真はCH-47JA(提供:陸上自衛隊)
※写真2=UH-1Jは空中消火のほか、情報収集などを行った(提供:陸上自衛隊)