WING
ノースロップ、NGJ-LB開発チームにCPIエアロを加える
米海軍へのNGJ-LBポッド納入を迅速化する
ノースロップ・グラマンは5月12日(米国東部時間)、米海軍の次世代低滞域電子妨害装置(NGJ-LB)能力ブロック1(CB-1)の開発チームにCPIエアロを加えたと発表した。
NGJ-LBは、米海軍が進めている電子戦機EA-18Gの電子妨害装置更新計画のうちの一つ。この計画では高滞域、中滞域、低滞域の電子妨害装置を開発することになっている。
CPIエアロは現在、米海軍のALQ-249次世代中滞域電子妨害装置(NGJ-MB)開発において、妨害ポッドの製造と組み立てを行っており、そのほかにもEA-18GやE-2D、MH-60S、CH-53Kなどの米軍航空機が搭載する各種ポッドのスキン製造および組み立て実績がある。ノースロップ・グラマンは、「各種ポッドの製造および組み立て実績があるCPIエアロが開発チームに加わることで、米海軍へのNGJ-LBポッドの納入を迅速に行っていく」と述べている。
※画像=NGJ-LBポッドを搭載するEA-18Gのイメージ図(提供:ノースロップ・グラマン)