ウイングトラベル
★中部空港、5月の国際旅客便も「ゼロ」
国内線は1日21便、国際貨物は週33便計画
中部国際空港会社が4月末に発表した5月1日時点における同空港の就航路線・便数計画によると、国際旅客便の運航便は、4月に続き「ゼロ」となった。国内線も4月1日時点では1日あたり76便の運航が計画されていたものの、5月1日時点では55便減少した21便にまで縮小してしまった。
中国や台湾、東南アジア、韓国線など、近隣アジア諸国を中心に中部空港の国際線ネットワークは拡大してきた。昨年冬ダイヤにおけるピーク時の国際旅客便の運航便数は週486往復便と、過去最大にまで成長を遂げた。
しかしながら新型コロナウイルスという未曾有の危機に直面し、中部空港が築き上げたネットワークは大打撃を被り、結果として5月1日現在における5月の国際線運航計画便数は「ゼロ」、国内線も更なる減便に見舞われる結果となった。