ウイングトラベル
★旅工房、法人営業部門の従業員による不正発覚
数千万円の影響、19年度決算発表を延期
旅工房は法人営業部門の従業員による不正行為が発覚したと発表した。不正の内容は予約システムを利用した売上の架空計上と同社資産の不正取得であるとしている。詳細については現在調査中だが、同件による売上および利益に与える影響は累計で数千万円におよぶと想定している。これを受け同社は5月12日に臨時取締役会を開催し、外部調査チームを設置するとともに、決算、監査手続きに相応の時間を要することから、5月14日に予定していた2020年3月期決算の発表を延期することを決めた。
不正発覚の経緯は今年5月7日に外部からの問い合わせを受け、法人営業部門の従業員による不正の疑いを認識し、その後関係者に対して行った調査の結果、当該従業員による不正が発覚した。不正行為は2017年7月から2020年5月にかけて行われていたという。