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ロシア、戦闘工兵車UIBMが運用試験に合格
ロシア国防省は5月14日(ロシア現地時間)、多用途戦闘工兵車の「UIBM」が運用試験に合格したと発表した。
UIBMはウラルヴァゴンザヴォードがT-90戦車系列をベースに開発している戦闘工兵車で、敵砲火力や汚染地域などの状況下でも工兵作業を実施し、部隊が前進可能にするように設計。大重量であるにも係らず高い機動性能を持つほか、乗員区画には2名の乗員と3名の工兵が搭乗できる用になっている。UIBMの装備器材としては、ブレード角度を変更可能なドーザーブレードや多関節ブーム、ウインチ等を装備。多関節ブームはショベルバケットのほか、油圧ハンマーを内蔵したエクスカベーターバケットに変更することもできるという。
※写真=運用試験中のUIBM(提供:ロシア国防省)
※写真=ロシア国防省主催の展示会「ARMY-2018」で展示したUIBM(提供:ウラルヴァゴンザヴォード)