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2020.05.15

WING

ボーイング、米海軍に100機目のP-8A納入

 ボーイングは5月14日(シアトル現地時間)、米海軍に対して累計100機目となるP-8Aポセイドンを納入したことを発表した。ボーイングによれば、今回納入した機体は、米海軍にとって94機目のミッション投入機。残りの6機は技術開発試験機として運用中。今年後半には、100機目となるミッション投入機が米海軍へと納入する計画だ。
 737-800型機をベースとしたP-8Aは米海軍のほか、インド海軍、豪州空軍、英空軍などによって、およそ30万飛行時間もの運航実績を有している。すでに豪州空軍と英空軍にはそれぞれ12機を、インド海軍にも8機(P-8I)を納入済みだ。ちなみに、インド海軍向けの機体はP-8Iネプチューンとして、インド海軍の要求に対応するかたちで、P-8Aには搭載されていないAN/ASQ-508A磁気探知機やAPS-143C(V )3マルチモードレーダーが搭載されているなど、カスタマイズされている。

 

※写真=ボーイングは100機目のP-8Aポセイドンを米海軍に納入(提供:ボーイング)