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JAL、6月も国際線の大幅運休・減便へ
計画比96%減便、韓国・オセアニアなどすべて運休
日本航空(JAL)は、新型コロナウイルスによる航空需要減退に合わせて、6月1日から30日までの1ヵ月間、新たに国際線を減便することにした。計画では60路線、4680便の運航としていたところ、4513便を減便するとして、計画比の減便率が96%となった。とくにソウル・釜山の韓国線、オセアニア線、ハワイ・グアム線は、100%減便する。国内では緊急事態宣言の一部解除など明るい兆しも見えてきたが、感染拡大防止に向けた世界的な渡航需要の減退は続くことになりそうだ。
JALは、6月もほとんどの国際線を運航しないことにした。北米方面は計画780便に対して755便を減便し、欧州方面は420便中394便の減便を行う。東南アジア方面は1080便の運航を計画していたが、1732便を減便する。東アジア方面のうち、前述のとおり韓国線はすべて運休することにして、北京・大連・天津・上海・広州の中国線は計画960便中952便を減便し、香港線も120便中376便を減便する。台北・高雄といった台湾線は計画420便のうち376便を減便とする。・・・
※表1=北米路線6月の運航予定(提供:JAL)
※表2=6月の欧州路線(提供:JAL)
※表3=東南アジア路線6月の予定(提供:JAL)
※表4=6月の東アジア路線運航予定(提供:JAL)