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日本電波工業、振動影響受けにくい発信器開発
ドローン搭載通信装置の通信品質の劣化防止に
日本電波工業が、振動の影響を受けにくい低加速度感度の温度補償水晶発振器を開発した。ドローン搭載の通信装置など、システム稼働中に様々な振動が発振器に伝わることで、通信品質の劣化を招くことが懸念されているが、日本電波工業が開発した発信器を使うことで、そうした懸念に対応することができるという。ちなみに、開発した発信器は、通常の発振器と比較して約10倍の性能となる振動の低感度特性を実現することに成功したという。
日本電波工業が開発した発信器は、2.0×1.6×0.7mmサイズの小型パッケージ品と3.2×2.5×1.1mmサイズ。Stratum3規格・ITU-T TR-G8262規格に対応した高精度品の2種をラインナップした。