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2020.05.18

WING

河野防相、感染症関連の派遣「撤収考える時期」

抑えていた教育訓練、徐々に戻して実施へ

 河野太郎防衛大臣は5月15日の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する自衛隊の災害派遣について「そろそろ撤収を考える時期」だと述べて、感染拡大が緩やかになってきた現状を踏まえ、自衛隊の派遣活動を徐々に縮小させたい意向を示した。教育訓練については、一部解除となった緊急事態宣言に伴って、対象の県で「あり方を少しずつ戻していきたい」考え。駐屯地・基地などの外出禁止措置も、緩やかに戻していく方向だ。
 河野大臣によると、現在自衛隊は39の自治体と災害派遣の実施、あるいは調整をしているという。実際に災害派遣を行ったのは29都道府県で、そのほかにもまだ災害派遣の調整を行っている自治体があるとのこと。また羽田空港ならびに成田空港での水際対策については、今も継続中だ。
 その中で日々伝えられる感染者数はこのところ、減少傾向が続いている。それを受けて・・・・・・・。

 緊急事態解除地域で訓練再開へ
 今月中にも新指針、部隊間の合同演習再開も
 防衛省・自衛隊の感染者全員が回復