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2020.05.21

ウイングトラベル

★感染者500万人へ、中南米が過去最多のピーク

 インド、中東、アフリカ拡大、ロシア30万人

 ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSE)の集計によると、5月21日午前10時半現在の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界188カ国・地域で499万5712人と500万人に迫り、死亡者数は32万8095人、回復者数は189万7639人に達した。5月19日の世界の感染者数は9万5800人で、前日の8万人台から9万人台に上昇した。
 拡大している中南米では、19日の感染者数が各国で過去最多やそれに準ずる人数を記録し、感染爆発状態を呈している。ブラジルは19日に1万6500人と米国に次ぐ感染者を記録した。これは、15日の1万7100人に続く過去2番目の感染者数で、累計感染者数も29万1579人となり、30万人に近づいた。
 ペルーは19日に過去最多の4500人、累計で10万4020人と10万人を超えた。メキシコも過去最多の2700人で、累計5万6594人、チリも過去最多の3500人で、累計5万3617人と感染爆発が止まらない。コロンビアでも640人を記録し、累計1万7687人を日本の感染者数を上回っている。
 南アジアでも新型コロナウイルス感染拡大の勢いは止まらず、インドは19日に6100人と過去最多を記録、累計11万2028人に達した。人口の多いインドで、どこまで感染が拡大するのか懸念される。パキスタンは1800人、累計4万5898人、バングラデシュは1300人、累計2万6738人と高止まりで拡大している。

 

※世界の新型コロナウイルス感染者数の推移(出典:JHU-CSSE)