★プリンスホテル、6月より9ホテルの営業再開

　ゴルフ場22施設も、感染予防ガイドライン運用

　プリンスホテルは、国内44ホテル・3会員制ホテルのうち、5ホテルを除き臨時休業していたが、政府の緊急事態宣言解除や需要動向を鑑み、来る6月1日よりホテル9施設、会員制ホテル3施設、ゴルフ場22施設の営業を再開すると発表した。営業再開に当たり、同社では「新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」を定め、同社が運営する全てのホテルやレジャー施設で運用していくほか、ガイドラインの内容を顧客向けにわかりやすくまとめた「プリンスセーフティー コミットメント」を策定する。
　現在営業している5ホテルは、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ザ・プリンスパークタワー東京、グランドプリンスホテル新高輪、品川プリンスホテル、名古屋プリンスホテル スカイタワー。

　宿泊部門で顧客の健康状態チェックシート導入
　食堂は座席間隔確保、宴会は人と人の間隔空ける

　新型コロナウイルス感染症 感染拡大予防ガイドラインでは、「衛生管理」「クレンリネス」「三密回避」の3つの側面から対策を講じる。「衛生管理」では、アルコール消毒液の設置や、顧客の健康状態の確認、従業員の健康管理、「クレンリネス」ではマスク・手袋の着用（一部フェイスシールドを着用）、スタッフは消毒液携帯、清掃強化ポイントの設定、定期的な換気の徹底、「三密回避」では館内のソーシャル・ディスタンスの確保、飛沫防止シート（アクリル板等の設置）、飲食・会合時の余裕をもった定員の設定を行う。