中部4月、旅客数は前年のわずか6%に
国際線旅客「ゼロ」、国内線も前年の13%に
中部国際空港会社がまとめた4月の空港運営概況によれば、国際線・国内線をあわせた合計旅客数が前年比ベースでわずか6%(94%減)となる6万4440人に留まった。3カ月連続で前年割れとなり、過去最低の利用者数となった。ちなみに、国際線は全線が運休中で、利用者数は「ゼロ」だった。
国内線の旅客数は前年のわずか13%(87%減)となり、過去最低を更新。一日当たりの運航便数もわずかに20便程度になるなど、大幅に落ち込んでいることが影響した。
旅客数の減少に伴って、構内営業売上高も過去最低となる1億100万円にまで縮小。これは前年のわずか3%(97%減)の規模だ。国際線の運休に伴って免税店の売り上げはゼロに、一般物販店は前年の9%(91%減)となる7000万円、飲食店の売上は7%(93%減)となる3100万円に留まった。
一方、国際貨物取扱量は・・・
※写真=中部国際空港の4月の国際線・国内線をあわせた合計旅客数は、6万4440人に留まり過去最低の利用者数に