ウイングトラベル
★19年度主要旅行業者の総取扱額、8.4%減4.2兆円
海外10.0%減、国内8.3%減、訪日4.9%増
観光庁がまとめた2019年度(19年4月〜20年3月)の主要旅行業者48社の旅行総取扱額は前年度比8.4%減の4兆2913億100万円となった。このうち海外旅行は10.0%減の1兆2108億8800万円、国内旅行が8.3%減の2兆5807億9200万円とマイナスとなった。一方、外国人旅行は4.9%増の1996億1900万円となった。
四半期ごとの動向を見ると第1四半期はゴールデンウイーク10連休の効果があり前年同期比3.6%の増加となった。第2四半期は外国人旅行は伸びたが、第1四半期の反動により海外、国内旅行が伸び悩み、全体では1.3%減となった。
■今年3月の旅行総取扱額、71.4%減1200億円
海外旅行84.7%減、国内旅行63.7%減
今年3月単月の主要旅行業者の旅行総取扱額は前年同月比71.4%減の1200億3500万円と大幅な落ち込みとなった。海外旅行が84.7%減の225億8900万円、国内旅行が63.7%減の916億2900万円、外国人旅行が71.4%減の581億6700万円となった。新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期や中止の影響により大きく落ち込む格好となった。