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2020.05.26

WING

米海軍「ブルーリッジ」、沖縄に寄港し戦力回復実施

ベトナム戦争以来の70日以上連続航海を終える

 米太平洋艦隊司令部はこのほど、5月24日に米海軍第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦「ブルーリッジ」が沖縄・ホワイト・ビーチ地区に入港したと発表した。今回の寄港は70日以上連続航海した後の寄港とのことで、乗員の休養と士気を高める戦力回復を行うためのもの。ちなみに、「ブルーリッジ」は米海軍が運用している艦艇の中で一番艦齢が長い艦で、今回記録した70日以上の連続航海は、これまで最長の連続航海だったベトナム戦争中の1972年夏に記録した64日連続航海を更新する記録になるという。
 寄港期間中、乗員は桟橋とビーチの特定エリアでのみ自由行動を取ることが出来るようになっており、乗員および第7艦隊のスタッフと基地隊員や地域住民との物理的交流はないとのこと。
 「ブルーリッジ」の士気・厚生・娯楽(MWR)委員会は、沖縄寄港間に乗員が指定エリアで娯楽を楽しむことが出来る様な施策を講じ、桟橋にWi-Fiを設置して電話やパソコンを利用可能にしたほか、乗員が泳いだり寛げる様にビーチを開放する様にしたという。また、基地内施設ではソフトボールやサッカー、キックベース、バレーボール、そしてバスケットボールといった各種スポーツイベントも行う予定となっている。
 また、乗員は購入した私物を嘉手納基地から桟橋まで届けてもらう機会もあり、・・・

 

※写真=沖縄・ホワイト・ビーチ地区に入港した米海軍第7艦隊「ブルーリッジ」(提供:米太平洋艦隊司令部)