★ワシントンホテル3月期通期、減収減益

　コロナ影響で売上高約15億4000万円押し下げ

　ワシントンホテルが発表した2020年3月期の通期連結決算は、売上高が前年比7.6％減の197億8600万円、営業利益は57.5％減の12億6900万円、経常利益は57.1％減の12億1800万円、当期純利益は76.0％減の4億800万円と減収減益だった。
　新型コロナウイルスの影響で第4四半期（1-3月）の客室稼働率は47.5％（前年同期は73.7％）となるなど、売上高への影響は約15億4000万円に上ったとみている。また、主要都市を中心にホテル供給が増加し需給関係が厳しくなったほか、台風、日韓関係悪化などの影響で約7億6200万円の売上高の押し下げ効果があったとみている。