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2020.05.29

WING

ボーイング、6770名に解雇通知

カルフーンCEO、「不幸な瞬間が訪れた」
 
 ボーイングのデイビット・カルフーン最高経営責任者(CEO)は5月27日(シカゴ現地時間)、ボーイングのスタッフに向けて、6770名もの人員削減に踏み切ることを明らかにした。ボーイングは去る4月2日、希望退職者を募集することを発表。その募集期間が終了し、会社側は6770名に対象とした解雇通知に踏み切ったかたちだ。
 ボーイングは4月29日に発表した第1四半期(2020年1-3月)決算において当期損益が純損失6億4100万ドル(日本円:684億円に達したことを発表。)737MAX問題および新型コロナウイルス危機に伴う新造機需要の減退などで財政状態が急速に悪化していることから、今年末までに約16万人の従業員のうち、10%に相当する1万6000名規模の大規模な人員削減に踏み切ることを発表していた。
 今回従業員にあてたメッセージのなかでカルフーンCEOは、「不本意な解雇通知を開始しなければならないという不幸な瞬間が訪れてしまった」とコメント。「この・・・・・・・・・・・・。