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小野寺防相、山口・秋田へイージス・アショア説明
一度の説明では納得されない、繰り返し不安解消へ
小野寺五典防衛大臣は6月22日、イージス・アショアの配備を検討している山口県と秋田県を訪問して、両県知事および自治体の議会などへ配備に関する理解を求めた。山口県・秋田県とも、配備による住民からの不安の声が聞かれたとして、小野寺大臣は「一度、二度の説明で納得いただけるとは思っていない」と述べ、納得が得られるまで繰り返し丁寧な説明を行う姿勢を示した。
防衛省ではかねてより、弾道ミサイルをはじめとした外からの脅威から日本全体を守るため、2基のイージス・アショアが必要だと説明してきた。配備先の検討を進める中で、山口県と秋田県へ配備すれば日本全土をカバーできることが分かり、このほど西日本では山口県陸上自衛隊のむつみ演習場、東日本では秋田県陸上自衛隊の新屋演習場が候補地として選ばれ、今後配備に最適な土地であるか、検証などを行う予定としている。