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2020.06.08

ウイングトラベル

★スペイン、今日から大都市除き国内旅行自由化

 6月内に全土移動自由、7月から海外旅行受入れ

 スペイン政府は6月8日から新型コロナウイルス感染拡大防止対策のさらなる規制緩和を実施し、フェーズ2、3の対象地域を拡大した。フェース2に大都市のマドリード州、カタルーニャ州(タラゴナ県全土、リェイダ県の一部除く)、カスティージャ・イ・レオン州、カスティージャ・ラ・マンチャ州(クエンカ県、グアダラハラ県除く)、バレンシア州、セウタ自治都市、フェーズ3にフェーズ2を除くスペイン全土が適用された。
 これにより、マドリード、バルセロナなど大都市圏を除くスペイン全土の移動が6月8日から自由となった。コロナ収束がこのままの過程で進めば、大都市圏の移動も可能になり、6月内の国内旅行が自由化される。
 国内旅行の自由化を経て、スペインでは7月の海外旅行の自由化を目指しており、海外からの観光を再開する。スペイン政府観光局では、日本の旅行業界に対して「スペインが外国人の受け入れを再開することで、日本の旅行業界は再び商品造成が可能となり、日本人観光客にとってスペインが年内の海外旅行先の選択肢の一つとして検討できる」と、日本からの海外旅行受け入れを表明している。
 スペインでは、6月7日に新たに102人の感染が確認され、累計感染者は24万1550人。1日の感染者は減少傾向にある。

 

*Photo by Aleksandar Pasaric

 

※スペインの新型コロナウイルス感染者推移(出典:JHU-CSSE)