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2020.06.10

WING

派遣海賊対処の第39次航空隊18日出国へ

1ヵ月遅れで要員交代、P-3Cすでにジブチで活動

 統合幕僚監部は6月9日、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処の任務に就く派遣航空隊について、海上自衛隊・八戸航空基地の第2航空群を基幹とした第39次派遣海賊対処行動航空隊の派遣を決定した。同部隊は、6月18日に出国して、7月上旬にも任務に就く予定。航空隊が拠点とするジブチでは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、要員の出入国が制限されていたところ。このほど、ジブチ政府と要員交代の調整が完了したため、通例よりも1ヵ月遅れで交代することになる。
 第39次航空隊は、使用するP-3C哨戒機を先んじて4月に交代。そのP-3Cで第38次航空隊が活動を継続してきたところ。第39次隊の司令を務めるのは天沼知之2等海佐。天沼2佐含め交代要員は、6月18日に成田空港からチャーター機によってジブチに向かうことになる。・・・

 

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※写真=新型コロナウイルス感染症の影響で、第38次航空隊の帰国が約1ヵ月遅れてしまった(提供:統合幕僚監部)