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イプシロンS試験機でベトナム地球観測衛星打上げへ
2023年度予定、JAXAとNECが打上げ受託契約
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、日本電気(NEC)が開発・製造するベトナム向け地球観測衛星「LOTUSat-1(ロータスサット・ワン)」を、イプシロンロケットに搭載して内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる受託契約を締結した。JAXAによれば、打ち上げは2023年を予定している。ちなみに、打ち上げに用いるイプシロンは、イプシロンS実証機となる。
JAXAはイプシロンロケットで海外衛星をペイロド−トとして打ち上げることを受託したのは、このケースが初めて。
イプシロンS型は、強化型イプシロンの更なるアップグレード版。「S」は、「Synergy(シナジー)」、「Speed(即応性)」、「Smart(高性能)」、「Superior(競争力)」、「Service(打上げ輸送サービス)」の意味で、既報のように、IHIエアロスペースとの間で打ち上げ輸送サービスに関する基本協定を締結した。
「イプシロンS」では打ち上げコスト低減・・・・・・・。