英空軍タイフーン戦闘機がNATO海上演習参加

ポーランド空軍Su-22と演習艦隊に対艦攻撃

　英空軍は6月13日（英国現地時間）、ロジーマス空軍基地所属の第6飛行隊のユーロファイター・タイフーン戦闘機がNATOの海上演習「BALTOPs2020」に参加したと発表した。第6飛行隊のタイフーンは現在、NATOによるバルト三国の領空警備任務の一環でリトアニア・シャウレイに展開している。
　今年のBALTOPsでは、第1常設NATO海洋グループ（SNMG1）参加国を始めとする英国、リトアニア、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、米国などから艦艇が参加して複合任務グループ（CTG）を形成。英海軍からは23型フリゲート「ケント」が参加しているとのこと。
　演習間、タイフーンはポーランド空軍Su-22と共に、ポーランド空軍F-16が艦隊防空を行うCTGへの模擬対艦攻撃を実施するという役割を担ったという。

※写真＝英空軍第6飛行隊のタイフーンがNATOの海上演習「BALTOPs2020」に参加した（提供:英空軍）

※写真＝タイフーンはポーランド空軍Su-22と共に、演習艦隊への対艦攻撃を実施したとのこと（提供:英空軍）