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2020.06.18

WING

ロステック、ティルトローター無人機の生産を開始

新興企業「Aeroxo」がベガの施設利用して量産へ

 国営コングロマリッドのロステックは6月17日(ロシア現地時間)、子会社のロスエレクトロニクスがロシアの新興企業「Aeroxo」と共同でティルトローター型無人機の生産を開始すると発表した。ティルトローター型無人機とは、V-22オスプレイの様な離着陸時には回転翼機の様に動作し、水平飛行時には固定翼機の様に動作する無人機のことで、ロステックは貨物輸送や極北での氷管理、広大な重要インフラ施設の監視プロジェクトの一端を担うことができるとしている。
 協業の第一段階としては、「Aeroxo」は自社設計のティルトローター型無人機をロスエレクトロニクス傘下のベガの生産施設を利用して量産する。このティルトローター型無人機は最大滞空時間が3時間で、最大7キログラムのペイロードを持つとのこと。また、物流業務用に最大80キログラムのペイロードを持つ機体も開発しているという。
 ベガは今回の取り組みに関して、・・・

 

※写真=「Aeroxo」のティルトローター型無人機(提供:ロスエレクトロニクス)