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2020.06.18

WING

米国務省、カナダへのサイドワインダーのFMS承認

AIM-9XブロックII 50基など、見積金額は約8億ドル

 米国務省は6月16日(ワシントン現地時間)、カナダに対するサイドワインダーミサイルの有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり金額としては、AIM-9XブロックII 50基と関連機器の売却で8億6230万ドルになるとのこと。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は、6月15日に議会に要求承認を通告した。
 今回のFMSで主に売却するのは、AIM-9XブロックII 50基のほか、同訓練用ミサイル(CATM)50基、同スペシャル訓練ミサイル(NATM)10基、同戦術誘導装置10基、CATM用戦術誘導装置10基、APG-79(V)4 AESAレーダー38基、APG-79(V)4 AESAレーダーA1キット38基、滑空誘導爆弾AGM-154C(JSOW-C)20基、F/A18Aワイドバンドレドーム46個。また、訓練システムのアップグレードや、自動衝突回避システム(Auto GCAS)を搭載するためのソフトウェア開発、各種ロジスティクスサポートなども含まれているとのこと。