★HIS4月中間期、中間赤字34億円に下方修正

　コロナ禍で売上高8％減、営業損失14.7億円

　エイチ・アイ・エス（HIS）は中間期（11-4月）決算予想を下方修正し、当初予想より売上高が307億円減（8.2％減）の3443億円、営業利益35億円から営業損失14億7000万円、経常利益35億円から経常損失7億6000万円、中間利益8億円から中間損失34億6000万円の赤字となる見通しを発表した。
　新型コロナウイルスの世界的流行による旅行需要の激減で、中間決算の売上高は前年同期比8.9％減、前年同期の営業利益約90億円、中間利益約50億円から一転しての赤字予想となる。
　HISによると、旅行事業は前回公表した3月2日以降、3月中旬から世界各国が入国制限に伴うフライトキャンセルが発生し、４月は通常よりも９割x以上減便が海外旅行者数の激減に大きく影響した。