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2020.06.23

WING

ICAO、CORSIAのセントラルレジストリ正式立ち上げ

COSIA5大実施要素の1つ、「重要な一歩」に

 国際民間航空機関(ICAO)は6月22日、開発中のカーボン・オフセット及び削減スキーム「CORSIA」において、CORSIAセントラルレジストリ(CCR:CORSIA Central Registry)を正式に立ち上げたことを発表した。このCCRはCORSIAの5大「実施要素」の1つ。シカゴ条約附属書ではCCRを通じてCORSIAの報告要件を満たすことを各国に義務付けており、ICAOはCCRの立ち上げを重要な一歩だと評価した。
 CCRはクラウド型アプリケーションとして実装。航空機オペレーター、検証機関、CO2排出量、CORSIA適格燃料の申請、そして相殺された排出単位に関するCORSIA固有の情報とデータを保存するように設計されている。CCRを通じてICAOに提出された情報やデータを含む文書は、ICAO理事会の承認を経て、ICAO CORSIAのウェブサイトで公開する予定だ。・・・

 

※画像=ICAOがCORSIAのCCRを正式立ち上げ。いよいよCORSIAの開始に向けて(提供:ICAO)